Find myself

俺が創作する上での三大テーマは

時間・夢・記憶の3つなんだ

恋愛というのはひとつの手段でしかない

最もコアにロマンを感じるのは上の3つ

固定概念という名の仮説をとっぱらったときに

そこには何か新たな発見が見出せそうな気がするから

やたらとファンタジーを描きたがるのも

きっとそれが理由

そして自分が意外と現実的な人間であることを

知ってるからこその反逆でもあるかもしれない

何にも縛られず、直観の赴くままに、

生きていければと思うけど、

なかなかそれが難しい

俺だって常識や世間体を

全く気にせずにはいられない

腹立たしく思う

理想をいえば、想像力とそれに対して

素直な行動力さえあれば

何事も思い通りになるはずなのだ

量子力学によれば

物質の存在よりも情報が先であるという

であれば現実と空想の境界とは

いったい何であるのか?

夢で見た出来事は、

果たして現実ではないと言い切れるのか?

時間というのは連続的なものであると

我々は感覚的に感じているけど

それを完璧に証明する術はない

では、もしそうでないとしたら?

未来のことを考えて行動することに

どれほどの価値があるのか?

一般的に人間が当たり前だと思っていることは

ほとんどが一昔前の仮説でしかないのだ

そこからいかに脱出できるか、どうか。

脱出した先にはきっと、

ユートピアが待っているに違いないのだ。

しかしひとりでそこに挑むということは

どんどん社会から逸脱していくという意味でもある。

誰にも迷惑をかけていなくとも、

異端だ魔女だと袋叩きにされることもあるだろう。

俺にとっての自分探しというのは、

そんなジレンマとの闘いなのだ。

The spirit of freedoms

無事リリースできて

正直ホッとしています

この1ヶ月半

ドラマティックすぎた

もうひとつやふたつじゃないのよ

自分らしくあることと

誰かを喜ばせることを

しっかり両立させることの

難しさに打ちひしがれながら

次の作品にも真摯に取り組みたいと

思います

2、3日ゆっくりしようかとも思ったんだけど

性格的に難しそうですね

一度きりの人生

妥協する気はさらさらないんだ

今回のアルバムは

男女のラブストーリーを

テーマに書いたものがほとんどだけど

いかなる人間関係も本質は変わらないと思う

仕事でも友人関係でも家族関係でも

だから自分の中にある具体的なストーリーに対して

なるべく解釈に広がりが持てるようには

意識して書いています

答えとかルールとかセオリーだとか

そういったものは全く考えず

自由に感じてもらえたらいいなと思います

幸運なことに自分の周りには

エネルギーの高い人たちが集まってくれている

いつもパワーをもらっています

俺の旅路はこれからも

そういう人たちを探しながら

自らも成長していくことなんだろうと思う

そろそろ海外にも行くことになるだろう

どこの国かはわからないけど

きっといろんな人たちに出逢えるはずだ

時には離れてしまう人もいるけど

きっといろんな事情があるだろうから

追いかけるときもあれば

追いかけないこともあるだろう

シビアな話

波長があうか あわないか

お互いに無理しても仕方がないからね

自分のこだわりの強さとかもわかっているし

たしかに 難しい人間だとは思う

それでも長年ずっと一緒にいる人とは

なんだか不思議と一緒にいたりして

それこそ10年とか 20年とか

わだかまりを残したまま

死んじゃった人が今年はいたので

できれば生きてるうちにいつか

みんなもう一度会えたらいいかな

あとはそれぞれ 思いのままに

行動していくだけなんだけど

それが一番 難しかったりして

意外と知らない 自分のこと

ちゃんとわかってやらないとね

すべての要因は

自分の中だけにあるはずなんだよ

絶対的大宇宙はそこにあるはずで

他者に依存すべきではないんだ

みんな自由に素直でいられれば

それが一番いいんだよな

そんなことを思う13日の金曜日

2023.10.13 Dan Mitchel

2023/9/29

自分の感覚が

世間とズレまくってることを

ひしひしと感じる

それは孤独でもあり

可能性でもあるのだが

やはり2人くらいは

理解者がほしいとも思える

そして私の場合は決して

盲目的なわけでもなく

ただ現実的な判断として

自らの感覚を追いかけているところも

強みではあるのだと思う

ズレが発生するメカニズムが

全く理解できないわけではないのだ

そのズレを下手に

すり合わせるのではなく

越えたいのだ

つまり3次元空間ではなくなる

妥協ではなく、超越する

そこに何かしらの新たな発見と

真理のようなものがあるに違いない

ただそう願う。

本格的なCM動画を

つくりたいといった話をこの前したけど

現実的には予算的に難しい

その代用として

私が演説するより他はないのだろう

文才のわりに話し下手なのは

ここ数十年の深刻な悩みなのだが

超越するしかない

芝居を学ぶきっかけとなった

モノローグの習得

いつのまにか有耶無耶にしていたが

結局、そこに戻るということだろう

そしてそれがLIVEにおいての

パフォーマンスの向上にも

つながるに違いない

くたばっている場合ではないのだ

Dandy Tonight Vol.3

稀代のドラマティックアーティストDan MitchelによるワンマンLIVE第3弾。
多彩なミュージシャンと愉快な仲間たちを連れて、オリジナル曲、カバー曲、即興セッションまで、幅広くパフォーマンスします。
飛び入り参加、大歓迎です。

Stage1とStage2は内容が重複しませんが、
Chargeは2回かからないのでご安心ください。

前々回は、ガチの映像収録、
前回は各作曲家たちのオリジナル曲を
17曲演奏すると言う無謀なチャレンジでした。

果たして、今回はどうなることでしょうか?

Host, Songwriter, Vocal&Director:Dan Mitchel
Synthesizers&Songwriter:Hiromu Kawakami
Saxophone, Keyboard &Songwriter:Hinata Ishii
Dancer:Celica
Singer, Ukulele&Actress:Mizuki Namai

Bar LSD @dslshibuya
東京都渋谷区桜丘町30-10 2階

Big love to every artist

何事も俯瞰で見れば

ただの現象に過ぎないのかもしれないが

フィジカルと言うフィルターを通すことで

そこには何かしら大事なものが生まれている気がする

その正体は僕にはわからないが

人間がAIに誇れるものとすれば

そのくらいしかないんじゃないかな

Freestyle Session Party

9月からパワーアップします!

私Dan Mitchelがホストとなって

いろんな各分野の面白い人たちや仲間たちを集めて行われる、自由なパーティーです。

盛り上がってくると、その日限りの特別ステージがスタートします。

9/13(水)のゲストはシンガーソングライターのaoさん @ao.beat

多数のシンセサイザーや機材を駆使して、ソロパフォーマンスを繰り広げます。

MCはお馴染み、女優の生井みづき @na.ma.iki

得意のウクレレと天真爛漫なトークで場を盛り上げます。

そして9月からミュージックメンバーが常駐します。

Keyboardにジャズピアニスト、プロデューサーの川上ヒロム @hiromukawakami3

そしてBassにKaoru Nakazawa @nakazawa24 が待機し、

場面に応じて、最高の夜を演出します。

あとは皆さんがこの場へ来て、それを経験するだけです。

参加の仕方は自由です。

あなたの自主性に委ねられています!

たとえば前回は、朗読とダンサーの即興セッションが発生しました。

非常に芸術的な夜でした。

場所は渋谷並木橋のFS.Music Salon @fs.tokyo

渋谷3-15-5パールビル地下1階

FRIENDSHIP. @friends_hipland の提供でお送りします!

Charge:1000yen+1drinkで、再入場など、あとはご自由にどうぞ!

皆さんにお会いできるのを楽しみにしています!

From a bird’s eye view, everything may be nothing more than a phenomenon.

But I feel that something important is born through the filter of physicality.

I don’t know what it is, but I think it is the only thing that humans can be proud to AI.

近況報告・夏

こんにちは、Dan Mitchelです。
さて、気がつけば、楽しかった夏も終わるのでしょうか。

あまり深刻には捉えないで欲しいのですが、
ここ2週間、私は人生初めて、眼を患ってしまい、
コンタクトレンズもできず、ほとんど家の中で療養に充てておりました。

その間、イベントが2回と撮影が1回、
それから眼を患う前に行くことを約束していた、
高島屋屋上のDJイベントだけは、なんとか、
度入りのメガネに、サングラスのフィルターをプラスするという、
眼科の先生に訊いた方法で、
撮影に至っては、自身の役を盲目男にすることでなんとか凌ぎましたが、

イベントではBillie Jeanやったらメガネが飛んでいくし笑
まあ、色々と大変だったのですが、ようやく落ち着いてきたので、
そろそろ活動を再開させようかなといった次第であります。

家でゆっくりするのは、それもそれで悪くはないもので、
悪いのが眼でなければ、他にもっと色々な作業もできそうだったのですが、
まあ眼が見えないと言うのは大きなストレスでして、
画面を見るような作業は基本、集中力が続かないですし、
ペンを持ってノートに何か書こうとしてみても、やはり続かない。

歌を録ろうとすれば鼻が詰まったりと、もう神様から、
今は何もするなと言われているような気がして笑

もう、ほとんど布団の上で横になっていたのですが、
それはそれで、いろんなことに思考を巡らせる良い機会になったのかなと。

結果的に、2年ぶりとなる日本語の詞が書けたことだし、
これからのリリース方針も、自分の中ではハッキリして来たというか、
(キュレーターにはまだ相談していないので決定ではないですが…)

なんだか暗い書き出しのようで、何を言いたいかというと、
最近、やたらと楽しいなあと、そういうことなんですね笑

これはもう結果論というか、後から思い返すと、
楽しかったなあということで、
そのやってる当時というか、企画中はもう、
毎日、胃が痛いと言いますか、
当日はもう、やることやるだけなんで、別にいいんですけど、

基本的に私のプロデュースは、
ひとりでやってる分、アイデアの降臨待ちである事が多いので、
その分、妥協というのは、一切したくないんですが、
締め切りが迫ってくると夏でも頭の上に雪が積もり始めるというような、
そういう感覚でして笑

それで毎夜毎晩インスピレーション探しの旅に出て、
夜の渋谷を泳いでる間に、健康が崩れて、
眼もおかしくなったんじゃないかと、まあ勝手に自己分析しているわけですが、

じゃあなんでやめないのかと言われると、
やっぱ、面白いからとしか言いようがないように思うんですね。

良い作品が生まれたときの高揚感、興奮。
かつてはそれをステージの上にしか見出せなかった自分がいますが、
最近はそれを、映像制作においても味わえるようになってきましたね。

映像制作というと、去年くらいまではわりとトラウマしかなかったのですが、
それこそ大阪城公園貸切にしたのに、撮影がバラシになったこともあったし、
しかし私もこの歳になって、随分と人に恵まれて来たのか、
とても才能や経験・実力のある方々と、
ご一緒させていただけるようになりました。

それもこう、私の至らないところを周りの方々が、
何も言わずに、サポートしてくれるので、
私は私のやるべきことに、集中できて、
その上で、私の意向は必ず尊重してくれるので、

言ってみれば、天国のような環境ですね。

スタッフもそうですが、共演者の方々も、
東京というのは恐ろしいところだなとつくづく思わせられます。

やはり感動というのは、自分の想像を超えてきた何かを
経験したときにするのだと思いますが、毎度、驚かされることばかりです。

あとはその、協力してくれた方々が必ず報われるためにも、
素晴らしい作品を完成させて、なおかつそれで、結果を出さねばならない。

そういったプレッシャーに苛まれることはあるでしょうが、
言い換えれば、それは大きなモチベーションでもあるのです。

私は、自分の作品がきっと誰かのためになると思って作っているわけではなくて、
むしろ、自分が作りたいから作っているという側面が圧倒的に大きいのですが、

もちろんそれが、結果的に、誰かのためになれれば、
それほど素敵なことはないと思っているし、
そういう意味でも、こんなご時世に、浮かれたロマンティックを歌っていて、
良いのだろうかと悩むこともあるのですが、

自分自身、やっぱり、年々、ニヒル(=虚無主義)になってくるというか、
日頃の中で随分と、感動できることが少なくなってくる中で、
そんな自分でも感動できる何かが作れたということは、
それに感動してくれる誰かがいるに違いないという根拠のない自信。

そしてそれがムーヴメントになって来たときに、
自分に協力してくれた人たち、応援してくれた人たち、
そう言った人たちみんなを幸せにできたら良いなと思っているし、

そういう事ができる立場に早くならないとなって、
思う次第ではありますけどね。

最近、ある監督の映画に、同じような俳優が出てくる理由が、
ちょっとわかるんですね。
初めての人とやるのも、もちろん楽しいんだけど、
一度・二度やったことのある人だと、企画段階で、
こういうことやってみようかっていうのが思いつきやすいというのがあって。

相手のことを知れば知るほど、
じゃあこういう役ならハマるんじゃないか、
モチベーションが高いんじゃないか、ということもよくわかるし。

これがまた、アイデアはいくらでもあるんですよね。
8年前に夢の中で思いついたタイムトラベルもののラブストーリーとかも、
いつかやりたいと思ってあたためているし。

今度、リリースに紐付けて、Short filmも撮るし。
単純に、Music Video作りたい曲なんて、山ほどあるし笑

まあ、2億くらいポンと集まるくらいになれれば、
みんなで、相当良い映画が撮れる気がしてます。

だからまあ、私の完全なる苦手分野であります、
プロモーション活動についても、色々と考えながら、
ちょっと、9月末ごろに、作品をリリースできればと考えています。

本当はきっと、プロモーションチームも作っていった方がいいんだろうな。
一応、アンテナは張ってるんですけどね。
どこかでまた何かしらのクラッシュがあるんだとは思います。

具体的なニュースとしては、今回メイキング映像も撮ったので、
また映像なんかも交えて出していくこととは思いますが、
ひとまずMusic Videoに関しては、また13日に海で追加の撮影があるのと、

リリースの際のジャケットの写真を、
今回、新しい写真を、撮ろうかなと考えています。

そのためにはきちんと私の眼が元通りにならないことには
どうにもならないので、詳しいことは何も決まってはいないのですが、
自分の中では、あの人とあの人に、こう頼めばベストかなというのが見えているので、
あとはもう、スケジュールとの闘いです。

9月末にリリースしようと思うと、締め切りが3週間前なので。
でも今回、タイトルを「夏のおわりのラブストーリー」
にしようかと思っているので、さすがに10月にしたくないなあと思いつつ。

でも今すでに、夏のおわり感出ちゃってる世相を鑑みるに、
どのみち、あんまり焦っても仕方がないような気はしているのだけれど。

あとはその、盲目男を演じた撮影というのですが、
今となっては随分長い付き合いになってしまった音楽プロデューサー、
Andrew HKの企画で、Unmake Sessionというのが始まりまして、

彼は何を隠そう、私が東京へ来る際に名刺代わりにリリースした楽曲「旅の途中」の
作・編曲者であり、2020年以降、Dan Mitchelが現在作曲するにあたって、
かなり多くの指針となった方でもあるのですが、

実を言うと、水面下で私もそれとなくキャスティングや企画・発案などで
一緒に動いておりまして、第1回のAikoさんも、もちろんそうなのですが、

この前、無音映画にAndrewが即興で音をつけるというのをやりまして、
それは私も出演、脚本、編集、キャスティングで参加しており、

これがまた、とても面白いものができました。
やはり、映像と音楽のコラボレーションは素晴らしいなと。

撮影から完パケまで2日で終わったので、
制作スピードのあまりの速さには驚きましたが笑

そのうち、そのヒロインを演じた女優さんのインタビューと一緒に、
アップされると思うので、どうかお楽しみにしていてください。

あとはイベントのことですかね。
“Freestyle Session Party”
まあこれは、イベントのところで詳しく書こうとは思っているのですが、

随分、自分の中では、カラクリがわかって来たというか、
今月から、回数が半分になりますけど、
それはもはや、自分の中ではネガティブなことではなくて、
いろんな活動が増えて来た上での、
積極的な凝縮だと、捉えてもらえれば嬉しいかなと思います。

まあこれも決定を言い渡された直後は、なかなか着地点が見えずに、
体調崩したりもしたのですが、結果的には良かったと思いますね。

その分無理なく、他の活動にも、エネルギーを注いでいけそうです。

それからお陰様で、このイベントをやっていく中で、
随分と良い仲間が増えたなというのがあります。

このイベントで出会ったメンバーに、Music Videoに出演してもらったりもありましたし、
おそらく、今後もそういう事があるかと思います。

どうしてセッションのパーティーにしたのかというと、
やはりそういう、自分じゃ想像もつかないような事が起こる、
そこに、懸けてるところがあったし、

そんな中で、惜しみなく、自分の持てる何かを曝け出してくれた人たちには、
もう感謝しかないですね。

もちろんそれは相性がありますから、
素晴らしいパフォーマンスをした人でも、
私の反応はそれほどだったりすることもあるでしょうけど、
中には、他のパーティーに来ている人に誘われて、
別のステージに繋がったという嬉しい話も聞きましたし、

そもそも僕自身、リアクションが大きい方ではないので、
帰って、録画を見返してるときに、案外ニヤニヤしてたりもするので笑

共演に至っては、タイミングもあるしね。

先週の、朗読とコンテンポラリーダンスのセッションとか、
アカペラとダンサーのメドレーに、途中からベースが参加するとか、
ラッパーとアナウンサーの即興バトルとか、
パントマイムとピアニストのセッションとか、
アクション俳優たちとの殺陣をBeat Itに組み込んだのもなかなか。

結構、面白いセッションを達成できてる気がするので、
そういった挑戦的な内容も引き続きやっていきながら、
いろんなジャンルの面白い人間がこぞって集まるようなパーティにしたいですね。

まあドラマティックアーティストなんで、
私のそばにいたら、きっと予想だにしなかった何かが起こると、
そういった時空間を作れたら良いなと思います。

なんだかごちゃごちゃとした内容になってしまいましたが…
またね!

転換期

どうやら僕はまた人生の転換期にいるみたいで、
まあ、今年に限ってもすでに2度目なのですが、

良くも悪くも、非常に不安定な心地でおります笑

成功にはメンタルのコントロールが不可欠と言いますが、
残念ながら、そんなに器用な人間ではないもので、
人知れず、苦悩の日々を過ごしておるわけであります。

誤解してほしくないのは、これはネガティブなことではないということです。
あくまでチャンスと言いますか、勝負所と言いますか、
産みの苦しみと言いますか。

そもそも、簡単な人生を歩もうと思って生きてはいないですからね。
いよいよコンフォートゾーンが形成されてきたかなと思えば、
無慈悲にも、それを見事にぶち壊される人生、上等です。

その結果、私が「ある行動」をすることによっては、
さらに次のステージに進める可能性があるということです。

その、「ある行動」というものの答え合わせが、
結果を見ることでしか判断できないというギャンブル性はありますが、
然るべきことを、慌てず騒がず淡々とやる。

案外、それに尽きます。

ではその然るべきこととは?

現実的には、その目標地点に対して、
戦略的にものを考えてとなるんでしょうが、
ここではあえてカッコつけまして、

心の声のする方へ、迷わず向かっていくことだと、
そういった答えにしておきます。

Dan Mitchelでした。

Artist’s wishes

All I want is that I can create the greatest moment each time and gather them
I know the history of human beings
But please take out noises in brains
I wanna focus on the most important things like this beautiful passionate day
We can do that

Dan Mitchel 27/7/2023

見られると言うこと

自分の作品やステージを見てくれる人っていうのは、

俺にとってはやっぱり特別なんだよ。

上手くいったときであれば尚更。

それはきっと、本来の自分の姿を見てもらったことに等しいからなんだと思う。

どうあがいても、言葉で表すことなんてできないし、

やはり普段はいろんなものに縛られて、抑圧されてしまっているようなことなんだと思う。

そんなの作り物じゃないかって、思う人はいるだろう。

優雅に湖を泳ぐ白鳥の足元をあえて映し出して喜ぶような人もいる。

だけど、そのバタつかせている足の動きに、白鳥の本質があるとはちっとも思わない。

その白鳥の足元をわざわざ映し出すというなら、それはきっと、プロのインタビュアーやドキュメンタリー作家というくらいの技術とセンスがなければ、某有名ニュースサイトのように、その白鳥の価値を殺してしまうだけになるだろう。

そのバタつかせている足の凄みは、水面上の白鳥の優雅さに、十分あらわれているはずなのだ。

白鳥は水面上に見えるその全てに命を懸けて生きており、そのエネルギーをもって、広大な大空へと羽ばたくのだ。

それはきっと、見る人が見ればわかる。

それでいいのだ。

People who see my work and my stage are very special to me.

Especially when it is successful.

I think it’s because they see me as I really am.

No matter how hard I try, there is no way to express it in words,

I think it is something that is usually tied up and repressed by various things.

There may be people who think that such a thing is a fabrication.

There are people who are pleased to see the feet of a swan swimming gracefully in a lake.

However, I do not believe that the essence of the swan lies in the movement of its flapping feet.

If you go to the trouble of showing the swan’s feet, you must have the skill and taste of a professional interviewer or documentary filmmaker, or you will just kill the value of the swan, just like some famous news sites.

The swan’s struggling legs should be fully apparent in its graceful appearance on the surface of the water.

The swan lives for what sees on the surface of the water, and with that energy it flies into the vastness of the sky.

This is surely evident to those who see it.

That is all that matters.

(DEEPL TRANSLATION)

Production Note/moonshine制作秘話

この曲の制作が始まったのは2022年12月

ちょうど1作目Sunshineのリリースが終わって

2曲目をどうしようか悩んでいるときのことだった

楽曲のストックはたくさんあったのだが

FRIENDSHIP.のキュレーターの方から

1作目のような曲が欲しいと言われその意図を掴みかねていたのだ

私の作曲法は若干特殊で

根本的に楽器演奏者でないからか

まず頭の中に楽曲のイメージを創り上げるところからスタートする

もちろん鍵盤をいじりながら曲ができることもあるにはあるのだが

多くの場合は何も持たずにただただ物思いに耽っていることが多い

この日は246沿いの24時間営業のマクドナルドにて

ただひとり頭を悩ましていた

とりあえずテーマを決めよう

1作目の主人公はどんな男なのだろうか・・・

彼の名はきっと、「Mr.dandy」

そんな安直な考えから楽曲のイメージを組み立てていく

出てきたのは、AerosmithとP!nkを足して2で割ったような

かなりハイテンションな感じ

(疲れもあったのか…)これはこれで面白いかなと納得して

メロディと歌詞を書いていき

ひと通りできたところでトイレに立つ

ここのトイレは2階にあるのだ

そこでふと邪な何かが頭をよぎった

Sunshineの次はmoonshineなんじゃないか?

鼻歌を歌ってみる

すぐに一節できた

ちょうどAメロの部分である

しかしさすがに安易じゃないかと思って

席に戻って、Mr.Dandyの作業を続けることに

ところがその鼻歌のメロディが消えない

完成形でいう”moonshine”の部分が

頭の中で何度もリフレインしている

この曲にはきっと

何か魔法のような力があるに違いない

そう思った私は急いで

詞とメロディを書くことにした

確かにこの曲には不思議な力があったのだろう

ここから私の周りに起こった出来事は

ドラマティック極まりないことばかりだった

その後スタジオに向かい

鍵盤を弾きながらコードをつける

鼻歌の部分のメロディは主にキーがAメジャーだったのだが

(鼻歌のキーがたまたまAだった)

イントロをどうしようかと考えながら

Sunshineのイントロを弾いてみたりしていた

SunshineはC#メジャーではじまって

ベース音は変わらずコードが展開していくのだが

moonshineは同じC#メジャーから

ベース音だけ下降させていくとどうなるだろう

発想自体は安易だけど

音の感じは悪くなかった

結果論というか棚ぼた的ではあるが

イントロからAメロで

キーがC#からAにジャンプするのも

David Fosterみたいで好感度高かったので

とりあえず採用することにした

ただし私はあくまで鍵盤奏者ではないので

このときはコードを仮で決めただけにすぎない

自宅に戻り

ラップトップの前でアレンジ作業に入るのだが

1週間ほど行き詰まっていたような気がする

なんとなく頭に流れている音のイメージはあるのだが

それを具体的にどう楽器で表現していいか

いまいち掴みきれない時期が続いた

とりあえずイントロ作ってみるか

ということでギターのアルペジオで

先述のコード進行を奏でてみた

すると不思議なもので

もうそれだけでこの曲はいけたなと

確信が湧いてくるわけです

そうなるともうあとは自動的というか

導かれるがままに音を重ねていく

イントロのシンセサイザーのメロディも

こうなるとスッと出てくるわけです

不思議なもので

そんな調子でサクッと歌入れも終わらせて

大方完成というところでひとつ問題が

この曲には間奏があったのだ

間奏ということはソロを弾かねばならない

わりとこれは私には荷が重かったりする

なぜなら楽器演奏者としてのスキルがゼロだからだ

実はSunshineもMelty Kissも

いわゆる間奏と呼ばれるパートがない

イントロの繰り返しだったり

Sunshineはちょっとなんて呼んでいいかわからないけれど

ある程度テンポが遅かったりすれば

どうにかなったりもするのだが

この曲はそんなに遅くもない(速くもないけど)

どうしようかなんて考えながら

とりあえずシンセサイザーで

Aメロのメロディをなぞっておくことにした

ここまで書いておいてなんだが

ご存知の通り2作目はmoonshineにはならなかった

この直後くらいにシャワールームで思いついた

ベースリフを元に一気に書き上げた

Melty Kissを時期的にも採用することにしたのだ

つまりMelty Kissをリリースした時点で

moonshineはほとんど完成していたことになる

ではなぜリリースが5月とこんなに遅れたのか

出し惜しみしていたのか?

そんなことはない

そこにはきちんとドラマがあった

Melty Kissのリリースを終えた頃だろうか

親しい友人バンドのライブがあった

私はそれを観に行った後

打ち上げの席である偉い人から

こんなことを提案してもらった

FS.で月に1回イベントをやってみないか?

FS.というのはFRIENDSHIP.のフラッグシップスペースである

意外に思われるかもしれないが

私はリアクションというものが大変下手くそで

以前フォロワー10万人クラスの

メキシコ人インフルエンサーのインタビューに

ある伝手で出演したことがあるのだが

リアクションが希薄すぎて使えないとボツになったくらいである

結構不器用なのだ

このときもそう言われた途端

完全にフリーズしてしまった

あとで自己分析したところによると

嬉しいという感情を表現する前に

どんなイベントにしようかということを

具体的に模索するモードに入ってしまっていたんだと思う

そんなとき近くに座っていた男が

この日ライブを終えた石井ひなたである

彼はこう言ってくれたのだ

「もしやるなら吹きますよ」

その瞬間私の中に稲妻が走るわけです

ひなたが吹いてくれるなら

鍵盤にこの人を呼ぼう

映像をこの人に撮ってもらおう

そうなるともう誰にも止められないので

凄まじいスピードで物事が動いていきます

結果的にそのイベントは

提案してくださった方の意図するものとは

大きく離れたものだったようで

その後軌道修正を余儀なくされたわけですが

こうして私の記念すべき東京初ライブ

Dandy Tonight Vol.1

開催を迎えることになったのです

そしてこのライブが

今回のmoonshineのプロダクションに

大きく影響を及ぼすこととなったのです

まず第一にひなたとの初共演を終えて

私はすぐにこの曲のソロを吹いて欲しくなりました

それでライブ直後にお願いしてみると彼は快諾してくれたので

この曲は素晴らしい完成を迎えることとなりました

次に考えるべきはアートワークです

ここはまさに私にとって泣き所だったりするわけなんですが

これもまた不思議な出会いが起こったのです

それはそのDandy Tonight Vol.1の次の日

私は撮影してくださったShogo Matsudaさんが

持ってきてくれた照明を運び出すのを手伝うために

また渋谷へと向かっていたのですが

そこで一本の電話が入ります

彼は昨夜のイベントに足を運んでくださっていた写真家の方であり

またそんな彼は同じくイベントに来てくださっていた共通の友人の方から

誘われて今夜パーティに行くんだけれども来ないか?

そんな内容でした

私も疲れ切ってはいたのですが

パーティの内容を尋ねると

よくわからないとのこと

すると俄然興味が湧いてきまして

私は行くことにしたのです

Erich BouccanAmanda Brizollaのふたりでした

そこにいたのが今回ジャケットを作ってくれた

どうやらErichはThe Strokesなどの海外ミュージシャンも撮っていたりする

高名なカメラマンだったようなのですが

そもそも私はThe Strokesを知らなかったので

Instagramを見てかっこいい写真を撮る人だなあという第一印象

Amandaはいわゆる国際モデルという

立ち位置で日本に来ており

Erichはそれに合わせて休暇をとり

旅行で日本に来ていたのです

彼らは歳が9歳離れたカップルで

私がちょうど彼らの真ん中に

位置するような年齢ということもあって

その日にいたメンバーの中では

同世代という感覚でありました

しかしそれこそAmandaなんかかなり若いんだけれども

日本の同世代の人たち(あるいは上の人たちも含むかもしれない・・・)

と比べると非常に確かな自分の考えを持って生きているというか

ものすごく感銘を受けたんですね

そしてErichはとても雄弁な男で

私の英語力じゃたまに追いつかないところも

しばしばあったのですが

とにかくすごく純粋な綺麗な目をしていましてね

それでいて家族の時代は終わった

これからは友情の時代だとか

なかなか面白いことを連発してまして

これは久々に面白い人たちに会ったと思って

個人的にはけっこう興奮していたのですが

なんせリアクションのへたくそな男ですから

向こうがどう思っていたかは知りません

そんな形でパーティは終わりを告げたのです

ところでこの次の日に何があったかというと

先述のFS.でFRIENDSHIP.の企画である

“Bacon Party”というのがあったのです

それでせっかくなのでErichを呼んでみる事にしました

すると彼は二つ返事でOKをしてくれて親交を深める事になります

そこで私はまた一人の男に出会ったのです

ミヤシタショウタという美容師の男でした

彼もまたFS.に来るのは初めてだったらしいのですが

ある伝手でたまたま来ており

Erichは次の日彼の知人のバンドのリハーサルに

飛び入りで参加する事になるのですが

またそれはさておき

その彼がカットモデルをやらないかと私に声をかけてくれて

実は私は東京に来て以来ずっと担当してくれていた美容師が

ちょうどロンドンへ発ってしまった直後で途方に暮れていたので

なんだか運命的なものを感じ

今度是非よろしくということでその日はお開きとなったのですが

まさにそのカットモデルという体の

ただただ髪を切ってもらった日に

またも稲妻に打たれる事になるのです

それは月曜日の夜だったのですが

聞くと彼は明日休みだと

それでErichはその2日後に国へ帰る事になっていました

そしてその次の日がまさに満月の夜だったのです

私はもう居ても立ってもいられなくなって

Erichに連絡をしたのです

明日みんなで鎌倉行くから

ジャケット用の写真を撮ってくれない?

私はやはり彼と色々話をするにつれて

今回の曲は彼に撮ってもらうのが一番いいんじゃないか

彼はこの曲が目指すところの意味を知っているような気がしたのです

もちろん彼がいいなら・・・ですが

すると彼は

帰り空港まで送ってくれるならいいよ

と快諾してくれたのです

ここまでの件に私はすっかり興奮してしまって

夜一睡もできませんでした

不器用なのです

さて当日私もひたすらカフェインを体にぶち込んで

ハンドルを握りました

ロケーションは完璧でした

夕陽に照らされたビーチ、富士山、そして満月

あれほどのロケーションがあるかと感動したものです

そして感動しているのは私だけじゃなかったのです

日本に初めて来た彼ら2人がそんな富士山を見たことがあるはずもなく

子供のように砂浜ではしゃぐ姿を見て

自分の撮影のことも忘れて嬉しく思ったものです

鎌倉へ向かう道中

Erichとこんな話をしていました

世界平和のためにどうすればいいだろうか

すると彼は簡単そうにこういうのです

“Sharing happiness”だと

そのあまりの簡潔さに拍子抜けするのですが

かと言ってそこには力強い何かがあって

心のどこかで圧倒されているのです

そしてそれはあの鎌倉の海岸で実現できたのではないかと

またそれこそがこの曲の表現したかったことのひとつなんじゃないかと

実にドラマティックな展開に夢なんじゃないかと

モンスターエナジー片手に思ったものです

実際完成した写真を見たときに

そこには月も富士山も写ってないんだけれど

その空気感がすべて詰め込まれているというか

素晴らしい作品にしていただきました

そういう経緯もあってその場にいたメンバーで

今回のジャケットは作ろうと思い

タイトルの文字入れをAmandaにお願いしました

実は彼女は絵を描いたりもするのですが

快諾してくれて素晴らしいインスピレーションを

写真の魅力を損なうことなくプラスしてくれました

彼ら2人との出会いには本当に感謝しています

ジャケットが完成した後はサックスソロのレコーディングです

私はサックスというものを今まで録音したことがなかったので

それとなく緊張していたのですが

ひなたは30分遅れてくるという大人物ぶりを見事に発揮してくれました

ところがいざレコーディングとなると

もう1テイク目から素晴らしくて涙が出そうになりまして

結果的に2テイクで完了しました

待ち時間の方が長いというまさに大物ミュージシャンのそれでしたね

1テイク目に神は宿るとはいうものの

実際に1テイク2テイクで終われる人ってなかなかいないですからね

ところがサックスを入れた事によって

サックスソロの箇所のベースラインが

絶妙にサックスソロを邪魔していることが発覚してしまい

慌ててマスタリング直前に録りなおしました

不思議とサックス録ってるときは誰一人気づかなかったんだよね

それからミックスし直したからなのかもしれないんだけど

やっぱりそこ変だよねってなってサクッと録り直しました

さてそんなわけでめでたく音源も完成し

本来ならここで終わりなところなのですが

今回はMusic Videoを制作することに決めていました

ここにもまたたくさんのドラマが隠されていたのです

そもそも今回はなぜ作ろうと思ったのかというと

Melty Kissの頃に遡ります

ある友人の方の紹介で知り合った映像クリエイターがいて

彼にMelty Kissの音源を送ったら

ぜひMusic Video撮りましょうと言ってくださって

ちょうどMelty Kissのインタビューの中で

映像クリエイターとコラボしたいみたいな話をしたところだったので

有言実行というか言霊というか

言ってみるもんだなと思って個人的にとても嬉しかったんですね

ところが実際Melty Kissだとラブストーリーなので

相手役の女優はどうしようとか色々考えていくうちに

タイミング的にもMelty Kissはリリースしてしまっているし

次の曲でコラボする方がいいんじゃないかと

それでもうそのときmoonshineはほとんど出来上がっていたので

次はこんな曲ですというと

そのほうが彼の作風にもあっているということで

moonshineで彼とコラボする事になったのです

ところが私の悪い癖で

なるべく未完成のものを他人に聴かせて

モチベーションを下げたくないという思いから

マスタリングが終わるまで仮の音源も送らず

連絡もしてなかったんですね

すると気がつけば4月末

2ヶ月以上が経過していたわけです

しかし私はMusic Video撮る気でいるわけです

久々に連絡して久々に会う事になったのですが

なんとなく受ける感じが以前と違ってる気がして

それでもとりあえず日程決めて進めていきましょう

というふうにはなったわけです

この時点ではほとんど何も決まっていなくて

かといって私の方で全部決めてしまうのも面白くないだろうし

ある程度曖昧にした中で委ねてみようかなと言った具合です

するとこれが良くなかったのか

どうも噛み合わないというか

向こうからの明確なアイデアが一切送られてこないわけです

とりあえず日程だけは決めたのですが

場所すらも決まっていなくて

これはどうしたものかと

こういうアイデアはどうでしょうと提案しても

微妙な答えしか返ってこないような具合で

とはいえ撮影日まで1週間を切っていたので

さすがに私も焦れてしまって

このままでは埒が開かないということで向こうに改めて尋ねると

今回は降板したいとのことでした

撮影日の4日前とかだったんですね

これにはもう頭を抱えまして

かと言ってもうこの人とできるかっていうと

どう考えても難しいだろうし

企画自体やめようかということも考えたのですが

これがまたこのとき

私がとんでもない稲妻に打たれてしまっていて

やはりドラマを起こすにはヒロインがいた方がいいなあ

というところから一気にストーリーのイメージが膨らんでしまって

シネマプランナーズというサイトで募集を始めてしまうわけです

するとこれがまたとても素晴らしい感じの女優さんからいっぱい応募があるわけです

もう絶対に完成させたいという

揺るぎない信念がこの時点で既に完成してしまうわけですね

とはいえ4日前ですから

ましてGW真っ只中

これがまた満月の日に撮影を設定したんですけど

天気の都合上どう考えてもこの日しかないという

こどもの日

一体誰が空いているのか

するとここでまさかの強運を発揮するわけです

Aiko YoshibaさんのLIVEに

先述のDandy Tonight Vol.1で大々的にサポートしていただいた

それも4月だったと思いますけどご招待いただいたんですね

それでそのときLIVEを撮影していた方をご紹介いただいたんです

それが今回撮影、テクニカルディレクターを担当してくださった

前川達彦さんです

前川さんはもうプロ中のプロで

ドラマに映画にTV番組ともう幾多の現場をこなしている様な方なわけです

それでもしたまたまスケジュールが空いていて

企画に賛同していただけるならぜひ撮影していただきたいなと

お声をかけさせていただいたところ

OKだったんです

本当にたまたま

あまりの自身の強運にこのときは恐怖を覚えましたね

しかし思えばそういうパワーをこの曲は持っている様な気がします

撮影日も完璧すぎるほどの快晴で抜群の撮影日和

強いていえば撮影が終わった後

友人アーティストと打ち上げでたこ焼きを食べたときに

喉を火傷して1週間満身創痍だったくらいのことはありましたが

実際に打ち合わせをさせていただいた時の安心感たるや凄かったです

なんせ私は映像に関してはど素人なわけですから

そんなど素人が監督をやろうっていうわけで

コンテも描けないし相当無茶苦茶な現場だとは思うんですが

熟練の技と感性で色々と作りたい内容を汲んでいただいて

その上に最高のアイデアをいくつも提案してくださって

本当に素晴らしいサポートをしてくださいました

リップシンクのななめカットも前川さんのアイデアですし

しかも撮影中moonshineをリピートでかけてたんですけど

採用されたテイクはリピートではじまった2周目というか

なぜだか全員が示し合わせたように

これもう一回続けて撮影行くんだなって

それはもう前川さんがカットを言わなかったからなんですけど

でも結局そこで一番いい表情が撮れたという不思議

ひなたとは真逆でリップシンク全体で言うと9テイク目くらいだったんですけどね

そしてヒロインを務めてくれた松村美和さん

短い募集期間の中30名を超える応募をいただき

その中には男性の応募者も1名いたことを書かずにはいられないのですが

それはさておき・・・

そのうち10名ほどの方をZOOMを使って面談させていただきまして

これがまたその日は以前から友人を友人に紹介する日という事になってまして

けど急なもので面談するにはもうその日しか残されてないわけです

それで実を言うと友人たちがビールを飲んでいる隣で

Macbookを開いて面談していたのですがそれはバレていなかったことを願います

おそらく私は飲んでいなかったと思います。Maybe…

閑話休題

美和さんはルックスで言うと一番私のイメージに近い女優さんでした

あまりにイメージに近すぎて怖いくらいに

しかしまあそうはいっても話してみるとどうだろうと

まあ疑ってかかって面談をするわけですが

キャラクターについての考えや演技プランを聞いていると

これがまあ私のイメージに一番近いことを言ってくれるわけです

それがまた簡潔で無駄がない

なんだか逆に困ってしまって私が黙ってしまって

すると彼女は最後にこう言うわけです

「私の見解は正解でしたか?」

そのインパクトたるや

一気に酔いが醒めましたね

確か彼女を面談したのは4人目くらいで夕方だったかな

その日が終わるまで面談は続いたんですけど

結局そのインパクトを超える人は現れず

次の日の朝イチでよろしくお願いしますと連絡しました

結果的に大正解だったと思います

感性が鋭いというか

肝が据わっているというか

あんまりごちゃごちゃ説明をしなくても

すごくこちらの意図を汲み取ってくれるというか

その上すごく堂々としているから

こちらはただただ仕事に集中できるという

本当にプロフェッショナルでカッコよかったですね

そして何と言っても大きなインスピレーションをくれたのがYayoi Hirataさんです

彼女はAerosmithやMaroon5なども手がけているヘアメイクアーティストさんなのですが

SNSをきっかけに知り合ったのが2年ほど前

それから私が企画出演する番組にゲストで出ていただいたこともあって

度々ご縁があるのですが今回はYayoiさんの企画で

4月の半ばごろにポートレート撮影の被写体として参加させていただきました

そのときの作品は24日まで幡ヶ谷で展示されているのですが

その中で時計じかけのオレンジみたいな感じでよろしくと

オーダーを受けたキャラクターがいてまして

彼を今回のMusic Videoの主人公にしたら面白いんじゃないか

と言うことで今回Yayoiさんにヘアメイクとスタイリストをお願いしました

結果的に映像的にもすごく華があるものになったと思いますし

歌唱シーンとの対照性も出せてやはり大正解でしたね

帽子についている緑のオブジェみたいなものは

おそらくYayoiさんがご自身で作られたものだと思うのですが

あれは作品撮りの時はついていなくて

でも私が今回のキャラクターのことを便宜上ピエロと呼んでいたんですけど

ピエロだったらと言うことでアドリブで持ってきてくださったんですね

そのチーム全員がクリエイティブで研ぎ澄まされてる環境っていうのは

やはり心地いいんですよね

だからいいものが生まれるという好循環

余計な心配をしなくていいと言うか

そんなことしてる暇があったら

どうやっていいものを作るかを考えているというか

だから私もやってるうちにどうしても

美和さんにサングラスかけてギター弾いて欲しくなってしまって

元々外のシーンが終わったら上がってもらう予定だったんだけど

なんかもうその日のムードがそうさせてくれたといいますか

結果的にとても重要なシーンが撮れたので本当に良かったです

そして物語の舞台となったのは私がよく遊びに行くお店で

テルチというサロンバーなのですが

松本智恵子さんという伝説のスタイリストの方がオーナーをされているところで

今回こちらで撮影したいというお願いを快諾してくださいました

こちらのお店に行き着いた件もなかなかのドラマがあって面白いのですが

それはまた別の機会にということで

実を言うと智恵子さんはmoonshineのジャケット写真を

何枚か候補がある中から選んでくださった方でもあるのです

そんなわけでとても色々なドラマを経て出来上がった作品

“moonshine”

ぜひともみなさんに何かを感じていただければと思います

2023.05.19 Dan Mitchel