The Potency of Love

(For the English version, please scroll down.)

2020年に
「愛というものの可能性について」
という散文詩を書いた

その頃に比べると
随分と思考のスケールが進んだと感じる

それは幸か不幸か
そういう人生経験を得られたからに
他ならないわけだが

思うに
「可能性について」などと
セコいこと言ってる場合ではなくて

愛というものの偉大さに
高い臨場感で信じることが出来た者こそが
結果として愛に包まれることが
できるのではないか

そしてそれはもはや
プラクティカルな次元を超えた
今はまだ見ぬ景色なのだろう

そんな予感がしている

「愛というものの可能性について(2020)」

僕は たゞ 愛というものの可能性について考えてみる
何万年と そこにある
わかったようで わかっていない
すました顔で そこにある

そうして僕は 君に会いたくなっている
近いようで 遠いへだたり
どうすれば たどりつけるだろう
ふと それがせせら笑う

今ここに 君がいて そして僕がいる
人の数だけ 愛があって
そしてすれ違い 息をしてる
実を結ばぬ恋はきっと 誰れも責めやしないだろう
今はたゞ それぞれの愛が
あたたかく 静かに 僕らのそばに

僕は たゞ 愛というものの可能性について考えてみる
何万年と そこにある
天使と悪魔 天国と地獄
争いの歴史が ずっとそこにある

そうして僕は 君のことを思い出している
いつだったか昔 昨日のことのように
しあわせでいるだろうか
また それが せせら笑う

誰れかのために 生きるなんて 大それたことのように
いくつになっても 自分が可愛い
偽善者くらいで 丁度いい
わがまゝな人間の欲深さに 愛想つかすくらいなら
素直で ありのままで 
やさしい気持ちが 僕らの中に

愛とは何か? 君は問う 
答えは出ない 出せたところで 
身もふたもない
時間をかけても キリがない
だからね 今は そんなことよりも今は

僕は たゞ 愛というものの可能性について考えてみる

難しい言葉を並べても 生まれ来る感情はきっと
シンプルな何かを 求めてしまう
そうして僕は 時をとめる
もう悩まないで 綺麗にしようと思わないで
だからね 今は そんなことよりも今は

今ここに 君がいて そして僕がいる
人の数だけ 愛があって
そして交じり合い そっと息をしてる
君がまっすぐこっちを見る だまって僕は抱きしめる
今はたゞ それぞれの愛が
あたたかく 静かに 僕らのそばに

僕は たゞ 愛というものの可能性について考えてみる
何万年と そこにある
わかったようで わかっていない
すました顔で きっと ここにある

わかったようで わかっていない
すました顔で きっと ここにある

「愛というものの可能性について(2023)」

僕は たゞ 愛というものの可能性について考えてみる
何万年と そこにある
わかったようで わかっていない
すました顔で そこにある

そうして僕は 君に会いたくなっている
近いようで 遠いへだたり
どうすれば たどりつけるだろう
ふと それがせせら笑う

今ここに 君がいて そして僕がいる
人の数だけ 愛があって
そしてすれ違い 息をしてる

僕は たゞ 愛というものの可能性について考えてみる
何万年と そこにある
天使と悪魔 天国と地獄
争いの歴史が ずっとそこにある

そうして僕は 君のことを思い出している
いつだったか昔 昨日のことのように
しあわせでいるだろうか
また それが せせら笑う

誰れかのために 生きるなんて 大それたことのように
いくつになっても 自分が可愛い
偽善者くらいで 丁度いい

わがまゝな人間の欲深さに 愛想つかすくらいなら
素直で ありのままで 
やさしい気持ちが 僕らの中に

僕は たゞ 愛というものの可能性について考えてみる
何万年とそこにある
わかったようで わかっていない

僕は たゞ 愛というものの可能性について考えてみる
わかったようで わかっていない

In 2020, I wrote a prose poem titled “I Wanna Talk About the Potency of Love.”
Compared to that time, I feel the scale of my perspective has expanded immensely.

For better or worse, this is simply the result of the life experiences I have gained along the way.
It strikes me now that this is no time for timid words like “the potency of love.”

Perhaps only those who can believe in the sheer greatness of love—with a vivid sense of reality—are the ones who find themselves ultimately embraced by it.

And that, I suspect, is a vista yet unseen, one that has already transcended the practical dimension.
I have a premonition of this truth.

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