わざわざ休みをとって
実家に帰る人の気持ちが
全然わからなかったんだけど、
よく考えたら、
もう俺には実家がなかったんだよな。
家は存在はしてるけど、
俺の知ってる実家ではないというか、
帰ってきたな感はない。
別に不仲とかいう意味でもなくて。
誰も彼もそれどころじゃないっていうかさ。
何かまずいことが起こったら帰るって感じ。
だから多分、実家がないというこの感覚も、
実家がある人にはわからないんだと思う。
けっこう、歴代パートナーとも、
実家に帰る問題で揉めてきた気がするんだよ。
そういうことかとふと思ったりして。
地元もないって感じがするんだよな。
昔は歳とったらここに戻ってくるのかな
なんて考えたりとか
人混み嫌いだから東京好きになれなくて
上京渋ったりとかしてたけど
王将とかなくなっちゃったし笑
今ほとんど誰もいないしさ
神戸や大阪が地元かって言われると、
別に地元ではないんだよな。
懐かしさはあるけど、
どことなく心の風景が変わってしまった。
会いたい「人」は所々いてるけど
居「場所」はそこにないって感じかな。
なんだか空間の次元にならないんだね。
居場所ってやつは、なんかその都度、
自分で創んなきゃしょうがないって気がして、
それって要するに場所には依存しないんだな。
俺の場合はね。
だから自分で開催したイベントとかに、
参加してくれる人は特別なんだろうな。
本当にありがたいと思うし、
それをどう表現していいか、
いつもわからなくて心底困るんだけど。
テキストで打ってても、
なんだかいつも拙い気がするし。
それは、有料でも無料でも同じだね。
利益云々は、また別次元の話だからさ。

