思うに俺には
売れたいと思う気持ちが
著しく欠けている
売れなくったって
制作費が無限にあって
最高のメンバーたちを
いつだって選び放題でいられるなら
きっとそれで構わない気がする
昔はステージの上が生き甲斐だったんだが
最近はどうもよくわからないんだよな
著しくクリエイティブで想像の域を超えた
刹那的なその現象そのものに関しては
心から愛おしく思うけれど
それを得られることはあまりにレアで
かつ記録が難しい、残らない
あまりに無慈悲である
そのことを想えば想うほど
自分は鬱病になるんじゃないかとさえ思える
作品は今ウケなかったとしても
世界的なサーバーダウンでもない限りは
とりあえずは残る
安易に考えればひとまずその希望はある
いずれにしてもその為には
売れる以外に術はないというところに
帰着してしまう
売れさえすれば制作費が出る
最高のメンバーを選び放題
LIVEも時間をかけて準備できて
その日限りだとしても
多くのオーディエンスと共有できる
売れなくてはならない
でも別に売れたいわけではない
その繰り返し
そんなマインドセットにこそ
深刻な問題があるのではないかという
気がしてきたのです
承認欲求と自己実現欲求の境目というのは
非常に難しいところなのです
俺の心はどこにある?

