追記します!
日本一周の旅1日目「福浦恋人岬」
待ちに待った新シリーズが、満を持して公開です。
その名も「Dan Mitchel 日本一周の旅」
時を遡ること、2022年8月中旬。
34曲ものクレイジーなレコーディングをやり遂げた私は、
完全に燃え尽き症候群に陥っておりました。
そんなある日、私がソファーでゆっくりとワインを傾けていた頃、
ある女性が、私にこう言ったのです。
「旅にでも出てくれば?」
その言葉が、なんとなく私に響いたんですね。
そして同時にふと、ある男性の言葉が思い出されたわけです。
「この夏を過ぎた頃に、ようやく日本も鎖国を解消する。
そしたら一気に、外国人たちが旅行に来るようになるだろう。」
なるほど。だったら、日本中旅しながら、俺が思う綺麗な景色を撮りまくって、
海外の人たちへ紹介するような何かを作ったら面白いことになるんじゃないか。
ましてその行く先々で、路上ライブでもすれば、
この地獄のレコーディングで生まれた曲をいろんな人にも聴いてもらえるんじゃないか。
そう思ったんですね。
そんな具合にして、私は、路上ライブ用のアンプを購入し、
レコーディングスタジオ兼寝処として使用していたマンションを引き払い、
父の遺品である車を実家である関西から東京の方へ連れてきたわけです。
あとは、もう、いつやるか….
今でしょ?
ってもう古いか笑
本当に、今か今かとタイミングを待ち構えていたわけです。
そうは言ってもなんだかんだで、燃え尽きている場合ではなく、
北新地グラミーのパフォーマンスが大阪ビルボードであったり、

FRIENDSHIP.に応募して、見事に合格して新曲リリースが決まったりと、
結構、個人的には激動の日々(どっちやねんと笑)
を過ごしていたりはしたのですが、
9月の半ば、ついに事態は動きます。

9月の大型連休に、台風が来るっていうんだよね。
それでもう、頭にきちゃいまして笑
まあよくよく考えれば、国民の祝日なんてフリーランスには一切関係ないわけですが、
なんだかそのときは、非常に虚しかったんですね。
それで何より、私は雨が大嫌いなんで。
せっかくだから、台風から逃げよう。
そうだ北上すれば、ちょうどいいんじゃないか?
そんなわけで、日本一周の旅が始まることとなったわけです。
当然ながら、まともな計画などあるはずがありません笑
ただ、車に乗るだけの荷物を詰め込んで、出発するだけです。
とりあえずの目的は、台風から逃げること笑
それで天気図を見ると、どうやら日本海側は晴れる見込みだったので、
とりあえず北上して、新潟県を目指そうかということになったわけです。

するとなぜかこんなタイミングで、電話がかかってくるわけです。
「俺、今日誕生日なんだよ。」
さすがに今から台風から夜逃げするので、行けませんと、
言う訳にもいかず、気がつけば、居酒屋で飲んでました(私はノンアルコール)
そしてちょうど彼が酔い潰れた頃に、
よくよく考えれば、彼の家は埼玉の方面だったので、
北上ついでに、せっかくなので家まで送って行くかと、
すると彼が、無類の温泉好きだと言うので、
せっかくだから朝風呂でも行くかと、高崎のスーパー銭湯に向かった訳です。
そんなわけで、上のYoutube動画は、朝風呂のシーンからスタートします笑
きっと訳がわからないと思いますが、そんな流れです。

高崎にある湯都里というスーパー銭湯。
なんとしっかり天然温泉。さすがはJapan
しかも朝風呂ということで、朝5時から開いてるという、
なかなかの名スポットです。
これも動画見てもらったらわかりますが、
連休前っていうのもあったのかもしれませんが、
朝5時にして、車がアホほど停まっておりまして、
サウナもですね。ほぼFullで埋まっておりました。
恐るべし、湯都里。
湯加減は抜群でして、露天風呂もかなり広く、
結構なお手前でした。
誰かと風呂に行くと、ついつい長湯してしまう癖がありまして、
きっといろんな話をしたような気がします。
真面目な話も、不真面目な話も笑
今回は、手の皮がふやけるほどではなかったかもしれませんが、
小2時間くらいは、中にいたのでしょうか、
車内で眠るマネージャー(主に撮影係)を放ったらかしにしすぎるのも、
罰当たりなもので、車に戻ることにしました。
さて、それでは気を取り直して、北上!
といきたいところだったのですが、
なんせ、彼を送っていかなければなりません。
何を隠そう、風呂代奢っていただきましたのでね笑
そんなわけで、若干ばかり南下して、本庄市というところ。
実は彼、音楽スタジオを経営しているんですね。

せっかくなので、中を見学させていただきまして、
なかなか本題の旅が始まらない笑
結果的に、Youtubeでは温泉にはじまり、その次がスタジオの紹介という、
謎な仕上がりになっております笑
まま、これぞ、ノープラン旅というやつです。
テレビなら、編集で、順序入れ替えでしょうか?
残念ながらテレビじゃないんでね笑
とってもいいスタジオでしたよ。
贅沢な話だけど、10日間くらい籠って作業したら、
かなりいい出来のものが仕上がるんじゃないですかね。
まあ普通はそんなにかけないんだろうけど。
なんだか、環境の質の高さといい、アットホーム感といい、
随分むかし、私にまだお金のあった頃の話ですが、
芦屋のスタジオを数ヶ月間サブスクにして、
自由気ままに作業していたのを思い出しましたよ。
いろんなことがあったなあ笑
もしあのとき、俺がボイトレに既に通っていて、
ミックスなんかも自分でやるようトライしていたら、
いいものができていたんだろうなあ。
2nd Singleは、このStudio Digで制作する案もあったのですが、
主に私の予算の都合で、今回は流れてしまいました。
というよりも今回は、スタジオを1回も使わなかったんですね。
ボーカルもまさかのダイナミックマイクで録って、
ミックスはヘッドフォンでやったので、スタバで作業してました。
ちょっとどうかなーと思ったけど、わりといい感じにできてしまったので、
売れるまでは、こんな感じかもしれません笑
でも、いつか作業してみたいですね。
さて、スタジオを出た頃には、既に朝10時を回っておりました。
急がねえと、台風に追い付かれる・・・
とは言いつつ、腹が減っては戦ができぬということで、
朝飯?昼飯?
何処からカウントすべきか、よくわかりませんが、
とりあえず、食事にすることにしました。
やってきたのが、上里SAです。

私が目をつけたのは、姫豚丼という、なにやら埼玉のブランド豚を使った丼。
それに、姫豚わらじカツというのが乗った、ミックス丼というのを注文したのですが、
これが面白くて、期待していたわらじカツはいまいち笑
(トンカツというよりは、薄切り肉、あるいは叩いて薄くした肉を揚げているイメージ)
しかし、期待していなかった姫豚丼のほうは、これが非常に美味かったですね。
味付けが良かったんでしょうか。
まあどういう丼なのかは、動画の方をご覧ください。
(旅の間、動画ばっかり撮っていて写真がないのと、スクショするほどの気力はない・・・)
あとは、外で販売していたホットドッグ、これが美味でしたね。
これも姫豚を使用しているのかどうかわかりませんが、
「今までにない衝撃の味」と書いてあったので、ついつい買ってしまいました。
「今までにない」かどうかは別にして、非常に美味かったのでおすすめです。
あとは個人的には、暫定No.1ポテトチップスの、
菊水堂できたてポテトチップ

これを初めて食べたのは、確か軽井沢にくるみ蕎麦を食いに行った帰りだったと思いますが、

まあ美味くてね。
なんと言っても、私は基本的に、肌荒れが怖くてポテトチップスは食べないんですが、
これだけはOKにしてます笑
揚げたてだから、油が酸化してないんだろうね。
関越道のあの辺りのエリアだと、工場が近いからなのか、
気持ち本当に、あたたかいチップスが食べられますよ。
しかしこの前、豊洲のららぽーとで売ってまして、
なんだか複雑な心境になったのですが、
その隣に、化学調味料無添加、かつ、米油を使ってあげてる、
ポテトチップスがありまして、

しかもそっちの方が安かったんですね。
それがまた、味も良かったもんですから、
(本来、私の好きな厚切り系)
暫定No.1の座は揺らぎつつあるのですが・・・
しかしやはりあの、工場近くのできたてポテトチップはうまかったけどなあ。
時期にもよるのかなあ。
話を戻しまして、こちら上里、梨も有名みたいなんですね。
それで、このSA限定と謳われる「梨みるく饅頭」を買うことにしました。
後で車で食べようかっていう感じですね。

味自体は、それほど梨感はなかったですが、美味しいお饅頭でした。
白餡って感じ。

あとはこの彩玉という梨が置いてありました。
とにかくその大きさに度肝を抜かれたのですが、
こちらの相川梨園、100年以上梨をつくってるみたいですね。
そんなこと知らなかったもんだから、買わなかったのよね・・・
ちょっと後悔です。
土造りなんかも、微生物を活性化させたりと、
有機的な栽培で頑張ってらっしゃるみたいです。
とまあそんなわけで、ドライブ再開です。
しかし、ここまで寝ずに移動してきた、私の体は、
温泉で一回誤魔化したとはいえ、既に限界がきており、
まさかの仮眠タイム突入(笑)
なかなか前に進みません。

日本で2番目に長い地上トンネルである関越トンネルの直前にある、
こちらのPAにて3時間ほど仮眠をとりました。
ちらっと、写真にもうつってますが、
こちら、湧水がありましてね。そんなのもトイレの帰りに汲んでみたり。
甘さが感じられるいいお水でしたけどね。
本当にそろそろ雨雲が差し掛かってきたので、急いで出発です。
何せ、今回新潟の目的地は、福浦恋人岬という
いわゆる夕日の綺麗な絶景スポットでして、
まあ雨が降ったら意味がない笑
それどころか、太陽が落ちたら、なんの意味もない。
つまりタイムリミットがあるわけです。
そういったことに、仮眠をとった後で気づくわけですから、
これはもう大慌てで出発するわけです。
それでもトンネルを抜けると、晴れ間が差してくるあたり、
さすが関越トンネルやなって感じですけどね。
というわけで、文章も吹っ飛ばします。
スキー場や温泉地で有名な、湯沢を通り過ぎ、


米の名産地、魚沼を抜け、

ひたすら山を越えていけば、気がつけば、日本海です笑
いろいろぶっ飛ばしましたが、でも、言うほど遠くはなかったですね。
あの辺りは道も混まないですし。

これが福浦恋人岬。
いい感じでしょ?
夕陽がまた綺麗でしてね。まあその辺は、動画をご覧くださいな。
佐渡島も見えます。

誰が恋人岬なんて名前をつけたのか知りませんが、
こんなありきたりなインスタ映えスポットもあります。
まあ観光業界が考えそうなことは、大体同じです。
工夫のかけらも感じない。
確かどこかのスポットがこういうの作ってウケたもんだから、
ウチもやろうってやろうって、オリジナリティのかけらもなく、
いろんなところに今こういうがあって、辟易としておるのですが・・・
ですので、個人的には本当にどうでもいいのですが、
せっかくなので鐘は鳴らしてみましたけどね笑
鳴らしてみて思うことは、
なんにもないよりは、やっぱりあったほうが楽しいなっていう。
気をつけてほしいのは、結構音が鳴りますので、
普通に叩くと、鼓膜が破裂します。
やさしさは常に、我が身を助けるとは言ったものです。
(動画では思いっきり音量を調節しています。)
そうは言っても、海はとても綺麗です。
ふと、大昔に行った、関西のエーゲ海なる白崎を思い出してみたりもして。

せやけど、改めて見たら全然違うかぁ笑
というわけで、お土産コーナーへ。
すると、面白いものを発見してしまいました。

その名も、カニコーラ。
ギャグでもなんでもなく、本当に蟹の成分が入ったコーラです。
動画の中で、私、しっかり飲んでいます。
いかに食レポの才能がないか、きっと、ご存じいただけるのではないかと笑
嘘を言わないという点だけは信用してもらえるとは思います。
ちなみに個人的には、好きな味でした。
さて、夜もふけてまいりましたが、
とにかく台風から逃げなくてはいけません。
ということで、山形県の方へ向かって、車を走らせます。

これがね。全然知らなかったんだけど、新潟って長いのさ。
九州と同じくらいあるんだってね。
走れども、走れども、県境は訪れず・・・
気がつけば、夜も20時を回り、お腹も空いてきた頃。
そんな時、高速の標識に○○温泉というのが、目に入ったのです。
よし、ここで降りてみよう。
そんなノープラン旅です。
行き着いた先は、瀬波温泉。
どうやら、海が見える温泉として、有名なところみたいですね。

まあ、海が見える温泉といえば、関西だと赤穂温泉が有名ですね。

赤穂温泉は、昔、イタリア人2人と台湾人1人を連れて、日帰りで行ったことがあります。
懐かしい思い出ですが、景色が良かったのとは裏腹に、
お湯が熱すぎてのぼせかけたような記憶があります。
まあ旅館にもよるとは思いますが。
さて瀬波温泉、私が行った頃には、もう夜もふけておりまして、
海が見えるような状況ではありませんでした。
しかも、いわゆる日帰りOKの温泉の隣に併設されていたのが、
中華料理屋で、なんだかずっこけましたね笑
いや別に、中華じゃいけないとか、そういうわけじゃないんですけど、
遠くの温泉地に迷い込んで、入るのが、中華っていう、なんとも絶妙なパンチ力です。
それも中に入ると、平野歩夢選手オリンピックおめでとうみたいな紙が、
本日のお客さまのところに貼ってあって、
もちろん、本日、平野選手が来ているわけではなくて、
ただ単に、平野選手が、この辺りの出身だったというだけだったんですが笑
いろいろカオスでした。
麻婆豆腐定食は美味かったですけどね。
温泉もマスクやら特に言われるわけでもなく、
湯加減もちょうど良かったです。
そんなわけで、温泉を出発し、さらに北上します。
なんとか今日中に、新潟県を抜けたいという思いが、車内を漂います。
そこで私は、ふと思うわけです。
せっかく日本海沿いを走っているんだし、
海岸通りを走ったら、めっちゃ綺麗で楽しいんちゃうの?
これが浅はかでしたね。
田舎の海岸通をナメたらあきません。
当たり前なんですが、真っ暗で何にも見えません。
街灯がないんです。マジで。
都会はね、明るすぎるんよ。
それに慣れたらあかんで。なんかあったら死ぬで。
それどころか、左手は海(真っ暗)右手は山(真っ暗)
という目に見えない大自然に囲まれて、
一気に恐ろしい感じがしてくるのです。
かといって、一度入ってしまった海岸通り、
抜けるにも、真っ暗な山を抜けていかなければならない。
もう心の底から涙目です。
こんな時、自分の想像力を恨めしく思うわけですが・・・
するとタイミングの悪いことに、トイレに行きたくなるんですね。
万事休すですよ。
もう終りだね・・・なんて、かつての名曲のイントロが頭に鳴り響こうとした時、
救いのセブンイレブンが、見えてきたのです。
砂漠の中でオアシスを見つけたときの気持ちって、こんな感じ?
いや違うか・・・
とにかく、心身ともに、限界が訪れたということもあり、
こちらのパーキングで車中泊をすることに決定いたしました。

何がってまあギリ新潟圏だったのが悔しかったですけどね笑

そしてふと気づいたんですね。
ここから東北の先まで倍以上。
そして北海道の大きさよ・・・
このまま、足を踏み入れていいのか、尻尾巻いて帰るべきか・・・
2日目に続きます。
そして、英語版、どうしようか・・・
これ全部訳してもしゃあないしなあ笑
Introduction
Coming soon!!